徒歩で命懸け五百キロの大行軍。こんな場面は何度出てきても想像が追い付かない。惣無事令の建前も至る所で火種が燻る。残忍な殺戮を繰り返す秀吉は好感が持てない。恐怖統治の独裁者は、応報を受けなければならない。